ハリネズミの購入方法と価格

174月 - による pycno - 0 - Uncategorized

あなたは、ハリネズミを購入する際に、どのようにして購入しますか?
ハリネズミの購入方法はいくつかあります。購入方法によって、良い点も悪い点もありますので、しっかり考えて購入方法の検討を行って下さい。

ハリネズミの購入方法

ハリネズミの購入方法はいくつか存在します。それぞれの方法と特徴を説明します。
まずは、最も一般的な購入方法で、ペットショプでの購入です。
ペットショップでの購入は飼育に必要な用品も同時に購入できるのが特徴ですね。
さらに、ペットショップスタッフに詳しく説明してもらうことも出来るので、初めてハリネズミを買う人も敷居を下げることが出来ます。
購入する際には、お店が衛生的かどうか、ハリネズミを優しく扱っているか、と言うことをチェックしましょう。
売っているハリネズミが、生後6~8週程度が適切な時期ですので、ペットショップのスタッフに生後どれくらいの子なのかを聞いてから購入するかも決めましょう。






ペットショップには、販売する動物についての説明を口頭と文書で行い、顧客から署名をもらうことが義務化されています。
説明を怠っているペットショップは法律に則った業務を行っていない所になるので、購入は控えたほうが良いでしょう。
次に、ブリーダーから購入する方法です。
ハリネズミのブリーダーは多くはありませんが日本にも存在しています。
ブリーダーから購入する場合は、実際にハリネズミを飼育している人から直接アドバイスを貰えますし、なにより、母親からの母乳で過ごすことで、十分な栄養と免疫力を持った子を選ぶことができます。
親がわかることで、遺伝性疾患やカラーについてなども把握いやすいです。
一度、ブリーダーに話を聞いてから飼うか決めると言うことも出来るため、購入方法としては、おすすめの方法ですが、上記したように、日本でブリーダーしている人はそう多くないため、ブリーダーからの購入を希望する人は何らかの方法でブリーダーとコンタクトを取る必要が出てきますので手間といえば手間となります。
最後にネットでの販売になります。
こちらは様々なタイプの販売サイトがあると思いますが、動物の販売には、対面説明と現物確認が義務付けられています。
そのため、ネットで注文したとしても、実際に販売者から説明を受ける必要があり、個体の確認も必要です。ネット上だけで完結する売買は法律違反ですので、使用しないで下さい。





ハリネズミの価格の違い

ハリネズミの価格は同じハリネズミでも、育った環境、販売される場所、ブリーダー、カラー、原産国などによって大きく差がでてきます。
当然、原産国が外国のハリネズミの方が安くなります。
その分、外国産のハリネズミは飼育環境が悪いことが多く、輸入を行うため、ハリネズミに対する負担も多いです。
そのため、体が弱かったり、ストレスによりなつきづらくなっていたりと飼い主にも負担となる場合があります。
最悪の例では、購入したその時点で病気になっていたり怪我をしていたりすることもありますので、購入の際は注意しましょう。
国産ハリネズミを繁殖させているブリーダーからの購入は、相場程度以上の価格設定が多いようです。
基本的に、ハリネズミの繁殖には、温度管理などの光熱費や健康管理の手間がかかるため、かかる経費も高くなります。
相場よりも安い設定のブリーダーは、犬や猫など人気のある動物の繁殖をメインにし、副業的に(片手間に)ハリネズミなどの小動物を繁殖している個人事業主などが多い傾向にあります。
このような環境では国産ハリネズミであっても、外国産のハリネズミと同様に成育状態の悪い結果となりますので、「安かろう、悪かろう」が言えるでしょう。
その点、飼育環境を整えているブリーダーからの購入は価格としては高くなります。
人馴れさせるためのトレーニングやしっかりと栄養をつけるための良質なエサなど、こだわりのあるブリーダーが育てたハリネズミは成育状態がよく、扱いやすいため、その分購入後の飼育における負担が軽くなります。
その他に価格の違いが出るポイントは、カラーです。
カラーにより10000~40000円と幅が出ます。
アルビノ(人間にもいますが、メラニン色素がない先天的遺伝子疾患。
針が白色で目が赤い)やパイド(まだら模様)などは特殊カラーの扱いになり、価格が上がります。

地域による価格の差について

ハリネズミはそもそも、ペットとしてあまりポピュラーな生き物ではありません。
最近こそペットとして飼う人も増えてきましたが、それでもまだまだ一般的ではないと言えるでしょう。
特に地方のペットショップでは取り扱っているお店が少なく競合がないため、価格は高くなります。
その点、首都圏などハリネズミを取り扱っているペットショップの多い地域では、個体数も多く、他店との競合で必然的に価格は下がります。
ブリーダーからハリネズミを購入する場合は、地方と首都圏との価格の差はあまりありません。
前述の通りブリーダーが設定する価格は、こだわりの質によるところが大きいため、より良い個体を求めるなら高価になるのは仕方がないことと言えるでしょう。

カラーによる価格の違いについて

前述の通り、ハリネズミの価格はカラーによって変わります。
最もスタンダードなソルト&ペッパー(塩とコショウの色の様に、白い針に黒い帯の柄)は安く購入できます。
首都圏で大体15000円程度になります。
その他シナモン(白い針に明るい乳白ブラウンの帯の柄)やブラウン(白い針に茶色の帯の柄)なども同程度の価格で購入出来ます。
変わって、前述のようなアルビノなどの白色は希少価値が高く、30000円程度まで値段が上がります。
そして、一番高いのがパイドです。
ソルト&ペッパーであっても、まだらが入ることで40000円程度します。
これら価格は前述の通り、地方ではさらに高くなる傾向があります。

ネットによる販売

動物の販売は、購入時に販売者と直接会って、対面説明と現物確認を行うことが義務付けられています。
参照:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2508a/full.pdf
それはインターネット販売であっても変わりません。
その為、インターネット販売の場合は、お店に購入者が受取に来ることが前提となります。
価格としては、インターネット販売は人件費や広告費の削減が出来るため、相場より少し安くなる傾向があります。
販売している場所にもよりますが、最もスタンダードなソルト&ペッパーであれば10000円を切る価格設定がされているところもあります。
しかし、値段が安いと言うことは、上記したように、飼育環境が悪い、輸入品であるなどのリスクも考えられる状態なので、購入する際はしっかり検討しましょう。
最も注意しなければならないのは、インターネットだけで販売が完結するような販売店があればそれは法律違反になりますので、絶対に購入しないようにしてください。

最後に

いかがだったでしょうか?
ハリネズミを購入するということ、ペットを購入するということは、新しい家族を迎え入れることです。
子育て経験者であればお分かりになると思いますが、初めての子育ては不安も大きく、病院のスタッフや、保健センターのスタッフ、先輩ママさん達に沢山相談することで安堵し、試行錯誤していくものです。
ハリネズミに詳しい人が近くにいない場合は、販売者に相談しやすいことが理想ですね。
販売者の購入後の対応やサービスをしっかり確認して、飼育を安心して始められる環境にしましょう。
お店選びはとても重要であることをご理解いただけたでしょうか。

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